無料でできるファイル変換: 原稿のアップロードから Kindle 本への変換まで、コストは一切かかりません。
世界地域別の販売データを追跡: 販売データをリアルタイムで分析し、新規読者の開拓に繋げましょう。
マーケティングに役立つツール: Amazon の充実したグローバル向けマーケティング ツールを活用しましょう。KDP セレクトに登録すれば、販売をさらに促進することも可能です。
Kindle ダイレクト・パブリッシングという扉が開くまで、私は 30 年間出版社のドアをたたき続けていました。作家になりたいと願う人がほぼすべて思うように、私は電子出版をほとんど操業停止状態の家内産業と思っていました。そのため、昔ながらのエージェントから出版社という従来の道筋を歩き続けました。しかしその道で待っていたのは行き止まりとお断りの手紙ばかりでした。私は無邪気にも、作品が十分良ければ売れるだろうと信じていました。しかし、うまくいかない可能性もあったのです。エージェントをつかまえ、出版社のドアを開くには、さまざまなこと(どれも自分ではどうしようもないこと)を適切に準備する必要がありました。最も重要なのは、私の作品を信じてくれるエージェントを探すことでした。足がかりを得るまでに 30 年かかり、その間に何十通もの期待に満ちた手紙を出しました。それでも最終段階で扉は閉ざされました。
どんなことであれ、起きるには何らかの理由があると思います。私はそれまで調べようとしなかったKDPについて調べてみました。Kindleは新しい試みで、私のような無名の作家が簡単に作品を読者に提供できる手段でした。それでも、どのようなことが起きるのかわかりませんでした。Amazon が取り組んでいたのは電子出版の変革です。それは、ジューク ボックスによって音楽が普及したのと同様に、読書を変革するものでした。とても刺激的な試みでしたが、試すのは躊躇しました。うまくいかなかったら、どうしよう?一時的な成功だったら、どうしよう?周りの人は、私が内気だと言っても信じてくれません。でも、自分の作品が一般の人に吟味されると思うと、とても怖かったのです。吟味されるどころか本が 1 冊も売れなかったらと思うと、夢から現実に戻って恐ろしくなってしまいました。
それでもなんとか、2011 年 11 月に KDP から『Killing Hope』という初の犯罪推理小説を発売しました。結果的には、これまでのキャリアの中で最高の意思決定でした。
2 か月以内に『Killing Hope』は米国 Kindle ストアのトップ 20 に入り、全世界でカテゴリー内の1位を実現しました。 売上は私の予想をはるかに上回るものでした。それだけでなく、読者からのフィードバックがたくさん寄せられ、その後の本を作り上げるのに役立ちました。
そして、もっと早く思い切っていれば良かったと後悔しました。私は仕事を辞め、今はフルタイムで執筆しています。KDP には、本の編集、本の状態の更新、独自のスケジュールでの価格設定キャンペーンの選択ができる自由があります。KDP セレクトは、いわば陰でフルタイムで働いてくれる無料の広報係を独自に雇っているようなものです。KDP セレクトに登録することで、さらに新しい展開がありました。本の無料キャンペーンを設定して売上を伸ばせるだけでなく、Kindle オーナー ライブラリーを通して本を貸し出すことにより多額のロイヤリティが得られます。私のような作家にとって、これはどう転んでも有利な条件です。ゲイブ・クインが登場する私の推理小説シリーズは、定期的に KDP セレクトのキャンペーンを行うことで、前例のないほど人目に触れる機会を得て、その結果、世界中で 25 万回ダウンロードされ、そのうち 10 万回は実際に売上として価格が支払われました。
私は今、作家としてのキャリアを完全に自分で管理しています。それだけではなく、出版業界の中でも他では得られないくらいのロイヤリティ レートを得ています。しかし、私にとって KDP の最も良い点は、文学としてお高くとまった気風がまったくないことでしょう。小説を書きたい人は誰でもそれを出版することができ、その小説を翌日には地球の反対側でも読むことができるのです。
審査するのは読者だけです。そして、それがあるべき姿なのです。
私はずっと作家活動をしていましたが、数年前までそれを職業にしようと思ったことはありませんでした。3つの仕事を掛け持ちしてまで医学部を卒業しましたが、医療の世界で17年を過ごした後、初めてニューヨーク市の出版社に本を売り、医師を辞めることにしました。医学部在学中はSF小説やファンタジー小説を書きましたが、小児科のインターンをしているときに仲間のインターンが殺され、それ以来推理小説やサスペンスを書くようになりました。それがトラウマを克服する私なりの方法でした。登場人物としては、平凡な人だけれども、世界を変える勇気を出すことのできる人にスポットを当てたいと思っています。
読者の数が徐々に増えてくるにつれ、従来の出版社を通じて本をリリースするよりも早く新しい本を求める声が高まりました。Joe Konrath氏のことを耳にしていたので、KDPを通じて本のリリースを開始しました。2か月後、ハイチ地震を受けて、売上金の一部を「国境なき医師団」に寄付することにしました。これは、売上の増加につながりました。その後、コピーエディターと表紙デザイナーの協力を得て、KDPからさらに多くの本を出版するようになりました。現在、KDPかrは8冊の本を出版しており、読者は本当に楽しんでくれているようです。『Blind Faith』はUSA TODAYベストセラーリストで4位になり、New York Timesの紙書籍と電子書籍のベストセラーランキングで2位になったんです。この成功は大きな自信になりました。Kindleがなければ、成功することはできなかったでしょう。何世紀にもわたって、作家は生活を営み、読者とつながることができるようになったのです。
紙書籍を数年間出版していましたが、2009年以来電子書籍のセルフ出版に力を入れ始めました。ほとんど絶版になっていた古い本を復活させたかったのです。『Rip Tide』は、これまで出版されたことがありませんでした。CreateSpaceのプリント・オン・デマンドで発売する予定でしたが、KDPでKindle版も出版してみました。もちろん、Kindle版の方がはるかに売れました。私の本がベストセラーリストに載るまでに時間がかかりましたが、最近になって勢いがつきました。
私が Kindle ダイレクト・パブリッシングを利用し始めたのは、KDP で成功した友人から教えてもらったのがきっかけです。友人のアドバイスに基づいて調査し、その後、本の価格を変更して、Kindle に関するインターネット掲示板で本のプロモーションを行いました。これらのことを行ったおかげで、売上が伸びました。また、Facebook や Twitter のページ、著者ウェブサイト、および電子メールでの直接のやりとりを通して、以前より読者と交流するようになりました。Kindle で新刊を発売するときは、ファンにニュースレターで通知を送ります。他の著者がアドバイスを求めて連絡してきたときは、最初は電子書籍に集中して、出版に時間を浪費しないようにと言います。エージェントや出版社と仕事をするには何か月もかかることがあるので、迷わず電子出版を進めた方が良いと思います。本にふさわしい価格をつけ、プロモーションを行えば、きっとうまくいきます。昔ながらの出版取引に興味がある場合も、きっと連絡があります。
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