無料でできるファイル変換: 原稿のアップロードから Kindle 本への変換まで、コストは一切かかりません。
世界地域別の販売データを追跡: 販売データをリアルタイムで分析し、新規読者の開拓に繋げましょう。
マーケティングに役立つツール: Amazon の充実したグローバル向けマーケティング ツールを活用しましょう。KDP セレクトに登録すれば、販売をさらに促進することも可能です。
子供の頃から私は作家になることを夢見ていました。そして、数年前まで、夢を実現し成功する方法は、エージェントの注意を引き、昔ながらの出版社との契約にサインすることだけだと思っていました。長年短編小説を書いていましたが、怖くてどこにも持ち込むことができず、そうこうしているうちに、2011年に初めて長編小説が完成しました。その瞬間はとてもわくわくしましたが、出版の準備がすべてできていると思うまでには数年かかるものでした。気分が落ち込むとエネルギーもインスピレーションもなくなり、執筆できない時期を経験しました。家には小さな子供達がいましたが、自分のプロジェクトに取り組むため子供達から離れて過ごしていた私を認めてくれませんでした。そして、こんなことをしても何も生まれないのではないか、時間を浪費しているだけではないかという思いが常にありました。それでも私は作業しました。できる限り執筆時間を捻出し、改訂し、ブログを通して知り合った作家に小説を見てもらっては改訂しました。
私が自主出版について考え始めたのは2年前ぐらいからです。私はそれをずっと、昔ながらの出版社からは本を出せない著者がとる最後の手段だと思っていましたが、たくさんの素晴らしい著者が独立系出版を第一の選択肢として考えていることを知ったのです。そしてすぐに、それこそ私が求めていたものだと気付きました。私は完全に自分の意思に従って作品を創作でき、出版社が売れると考えるストーリーではなく、自分が書きたいと思うストーリーを書ける環境を望んでいました。表紙画像は自分で選びたいし、自分の作品の権利は自分で保有したかったのです。商品としての品質を保つために、本の制作にあたっては優秀な編集者に有償で協力を依頼しました。当時、そういう部分にコストをかけるのは一種の賭けでしたが、それが一番いい決断だったと思っています。
出版したときは、それほど期待していませんでした。新米の著者が読者を獲得するまでには何冊か本を出す必要があると知っていたからです。ただ、質の高いストーリーを発表し続けていれば、いつかは読者を獲得できるだろうという自信はありました。できれば収支をプラスマイナスゼロにしたいと思っていましたが、それには時間がかかることも知っていました。私はKDPに本をアップロードし(私のようなコンピュータに詳しくない人でも簡単でした)、オンラインの出版イベントを開きましたが、その後しばらくは動きがないだろうと予想していました。しかし、私はAmazonのおすすめ機能の効果を過小評価していたようです。 本が何冊か売れてレビューが付き、Amazonのおすすめ機能で『Bound』が紹介されるようになると、とたんに販売部数が伸びました。いくつかのサブカテゴリーでベストセラーランキング100位に入り、新着ニューリリースの一覧にも掲載されました。自分が一生懸命に書いた本を会ったこともない読者が購入してくれるようになり、ランキングが上昇していきました。レビューの件数が増えるとさらに販売部数が増え、私にとって一番重要なものを与えてくれるのは読者であり、出版社ではない、ということが実証されました。
2か月も経たないうちに、『Bound』は私が設定した最初の数年間の目標販売部数を突破しました。これもAmazonとKDPのおかげです。
作家として活動する一方で出版のビジネス的観点にも関心があったので、表紙、タイトル、発売日、宣伝広告といったものすべてを自分で運用できる電子出版の柔軟性に、とても大きな魅力を感じていました。文章を書くのが大好きでしたが、自分の本を売るというビジネスも自分でやってみたいと思っていました。電子出版なら、その両方ができるんですよね。電子出版が増えつつあるというブログ投稿を見つけてからは、その可能性を夢見るようになりました。自分には敷居が高いと思っていましたし、従来の出版取引を続けるべきだと自分に言い聞かせようともしました。だけど思い切って挑戦してみることにしたんです。
2011 年春のことです。私は自分の初めての本を電子出版する予定でしたが、思い切って、出版を一時保留にしてくれるようエージェントと編集者に伝えました。最初は、引き続き従来の出版にも挑戦するつもりだったのですが、1 年後に 3 冊目の小説を発売し、我ながら無謀だと思っていた目標を上回る販売部数を記録するようになった頃には、その考えを捨てて、完全に電子出版に専念する決心をしました。
KDP にはとても満足しています。技術的な問題も、すぐに解決してくれます。サイトの操作は簡単ですし、販売部数をすぐに確認できるので、マーケティングや広告の仕方を検討するのに大いに役立ちます。
執筆活動を始めた頃は、ほとんど完全に夫の収入に頼っていました。それが今では、高いロイヤリティ レートと好調な売れ行き、そして月々の支払いスケジュールのおかげで、執筆の収入だけで生活できるようになりました。自信がつきましたし、創作意欲も増しました。自分のキャリアの進み方にとても満足しています。今は憧れの仕事をしているわけですが、電子出版を選択してとても良かったと思っています。そのおかげで、ずっとなりたかった小説家やビジネス ウーマンへの道が開けたのですから。
私が初めて長編小説を完成させたのは2008年のことです。2010年に小さな出版社と出版契約を結んだときは、これでようやく作家デビューができると信じていました。しかし翌2011年、出版直前にその出版社が倒産してしまい、計画はふりだしに戻りました。
私はとても落胆しました。しかし、悪いことばかりではありませんでした。
私は書き続けました。書いて、編集して、さらに書くという基本作業を続けました。契約した小説の権利を取り戻し、自分のキャリアを自分自身の手に取り戻すときだと思いました。それから数か月の間に、私は同じ状況にある人たちを見つけました。彼らも私と同じように感じていて、一緒に小説を電子出版することにしました。2011 年 10 月、私はとうとう実行に移しました。
100 万ドルの域にまで売上が急上昇すると信じて、わくわくしながら努力したことが、あっという間に現実になりました。本を売るためには、まず読んでくれる人が本を見つける必要があるということを理解しました。それで、KDP セレクトに本を登録することにしました。それから 9 か月の間、私は執筆を続け、出版を続け、新しいタイプの本に挑戦するのも恐れませんでした。その中には、都会に住むティーン世代を描いた『Snow White and vampires』というシリーズ化された小説もありました。1 か月に 10 冊の本を売っていたのが、数千冊を売るようになりました。
電子出版は、浮き沈みの多いジェットコースターでした。これを他の乗り物に変えるつもりはありません。好きなことをして、書きたいことを書き、それで自分のキャリアを管理できているのですから。
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