無料でできるファイル変換: 原稿のアップロードから Kindle 本への変換まで、コストは一切かかりません。
世界地域別の販売データを追跡: 販売データをリアルタイムで分析し、新規読者の開拓に繋げましょう。
マーケティングに役立つツール: Amazon の充実したグローバル向けマーケティング ツールを活用しましょう。KDP セレクトに登録すれば、販売をさらに促進することも可能です。
AmazonのKDPプラットフォームは、素晴らしいタイミングで私の人生にやってきました。2010年1月のことです。ニューヨークの出版社に6年勤め、3回目の契約期間がちょうど終わったところでした。連続して3作品がオークションで買い手が見つかり、フルタイムのライターとして順風満帆のはずでした。あいにく、現実はこれ以上ないほど厳しいものでした。新シリーズ出版のオプション契約が行使されなかったばかりか、名前を変えて新人作家として出直す必要があるとさえ思えました。
前から Kindle は手元にあり、友人から Amazon の電子出版のことを耳にしました。駄目で元々の気持ちで既刊書を 2 冊ほど試しに出版してみました。これが 2010 年 3 月でした。3 週間後、驚きました。なんと 200 部以上も売れていたのです!
私を勇気づけたのは、幸先の良い売れ行きだけでなく、Amazon.com を訪れて、検索欄に「Bella Andre」と入力して私の本を探した人がいたという事実でした。5 年前に出版した本の続編を希望する声が多かったので、私は続きを書くことにしました。『LOVE ME』は予想を超える反響で迎えられ、私は以前に出版した別のシリーズにも新作を書くことを決めました。『GAME FOR LOVE』は 2010 年 12 月の発売で、2010 年の電子出版による収入を集計したところ、腰を抜かしました。
この新しい電子出版の世界には何度も驚かされました。作家としての私にあらゆる可能性が開かれ、2 つの大きな決断を下すに至りました。まず、どこの出版社にも売れなかった 4 編の甘ったるいロマンス小説を加筆・修正し、Lucy Kevin 名義で出版しました。そして、Bella Andre 名義で、Sullivan 家にまつわる 8 作からなる新シリーズの執筆に取りかかりました。昨年、私の本は Kindle 売上トップ 100 の最高 2 位まで昇りました(The Sullivans シリーズ第 2 巻『FROM THIS MOMENT ON』)。私は Kindle ミリオンセラー作家クラブに仲間入りし、Amazon のトップ 1 作家になりました。
ロマンス小説を KDP で電子出版できることが、私をこれほど驚異的に読者と結び付けたのです。全 8 巻のシリーズを出版社に売るのはとても難しい(つまり不可能な)ことですが、電子出版できるとわかっていれば、自分を信じ、自分が立てた計画に従って読者に愛されるとわかっている本を書くことができるのです。Sullivan シリーズを待ち望む読者の多いことには、毎日のように驚かされます。シリーズはこれまでに 12 巻を数えています。毎日机に向かって創作にいそしむのは、本当に楽しくて仕方がありません。こんなに出版の世界に、そしてそこにある自分の居場所にこれほど元気づけられ、気持ちが高揚する経験は初めてです。
昔ながらの出版ルートで本を出しても、たいした成功は得られませんでした。そんな状態で数年間を過ごした後、私は 2 年前に『Relatively Famous』を執筆し、電子出版をしました。この本の出来には大いに満足していますが、今思えば、まだ「こう書くべき」という考えに縛られていた気がします。『Flat-Out Love』を執筆したときには、私は初めて、少年向けの作品に期待されがちなすべての「決まり」を無視して、完全に自由に書くことができました。まず第一に、大きな出版社のチェックを経る必要がないとわかっていたからです。私はまったく自分の思い通りに本を作りました。それでようやく、「心の底を打ち明ける」ということの本当の意味を知ったのです。私はまったく「私そのもの」と言える小説を書きました。そして、この本を 2011 年 4 月に KDP で出版しました。最初の数か月の販売部数はわずかでしたが、6 月後半になると急に部数が伸びました。私がたくさんのブロガーにレビューのコピーを送ったところ、その多くが Amazon に自分のレビューを投稿してくれ、ネット上での本の評判を高めてくれたのです。『Flat-Out Love』の Amazon ランキングは跳ね上がり、一時は 450 位あたりをキープして、なんと私の書いた本が Amazon の Kindle ロマンス小説ベストセラーとして何週間もランキングされることになったのです。これまで考えたこともないような成功でした。
出版作業を進める中で、私は多くの著者と交流しました。さまざまなオンラインの著者グループの人でしたが、このような著者グループは驚くほど役に立ちました。Joe Konrath 氏のブログも非常に参考になりました。Konrath 氏が投稿した販売数は本当に驚くべき値でした。そして、ブログに何度も励ましの言葉があったおかげで、執筆中もマーケティング中も作業を続けることができました。また、時間をかけて、ブロガーと交流し、レビューをしてくれる寛大な人たちと本当に素晴らしい関係を築きました。読者と接するために、Facebook や、Twitter、自分のブログ(Amazon の著者ページに設定)を活用しています。Amazon には著者用の優れたツールがあり、それらを利用したことが成功につながりました。最も重要なツールは KDP そのものですが、著者セントラルと CreateSpace も役立ちました。Amazon が他の本のページで私の本をお勧めしたり、同様の本を読んだ読者に個人的にお勧めしたりすることが最も大きなきっかけとなって、読者が『Flat-Out Love』に興味を持ってくれました。Amazon の電子出版というビジネスモデルによって、私は本当に作家になることができると確信しました。
現在急速に変わりつつある(そして、とても刺激的な)出版業界に足を踏み入れようとしている著者の皆さん、成功を願っています。
私は1991年に初めて本を発売しました。この業界に関してはまったくの初心者でした。直感だけで書き、マーケティングやプロモーション、エージェント、出版社についてはほとんど何も知りませんでした。19冊の本を出版して、ようやく私は自分のことをベテランの作家と公に名乗ることができるようになりました。しかし、それまでに無視してきたことを覚えるには10年かかりました。
多くの人がお金の話を口にします。ただ、お金は重要ですが、それがすべてではありません。実際のところ、10 巻に到達すれば、お金がそれだけで大きなモチベーションになります。ただ当時は、私が執筆という仕事の単調さに苦痛を感じ始めていた頃で、私はさまざまな理由から執筆活動を停止しました。特に大きな理由だったのは、当時の私が出版業界のやり方に適応できなかったことです。ですが、私は根っからの物書きなので、中断期間中も完全に執筆から離れることはありませんでした。別の名前で活動することで、書くことの新たな喜びを見出したのです。当時の私は、自分が気に入ったアイデアを発展させ、そのアイデアを他人と共有することの楽しさを忘れていました。成功に向けて突き進むうちにいつしか孤立し、多忙すぎて立ち止まることもできず、私を一番元気づけてくれるはずの読者からも遠ざかっていました。出版社に提出する原稿のために、必死にアイデアを絞り出す日々だったのです。
この業界に戻ってこようと決めたときは、まるで H・G・ウエルズの小説に迷い込んだようでした。よく知っているはずなのに、どこか違う、新しい世界がそこにあったからです。不安を感じながらも、自分にとってまったく新しいジャンルであるサスペンスの新刊を出版社に持ちかけてみましたが、いくら過去の実績があっても出版社は 10 年近く休筆していた著者の本などは取り上げてくれないということです。ですが私は負けず嫌いですから、それで諦めたりはしませんでした。出版社の返事を待つ間に、自分が版権を持っていた既刊タイトルを KDP で出版し始めました。その中には、20 年近くの間に絶版になっていた本もありました。そんなことをして、いったい誰が気にかけるでしょう。誰も気にしないかもしれませんが、私にとっては大きな問題です。どれも私が心血を注いで執筆した本で、私にとっては今でも大切な存在だからです。
これはどうやら他の人にとっても同じだったようで、最初の 6 か月間は Amazon のトップ 100 ランキングに私の名前が掲載され、USA Today と New York Times のランキングにも掲載されることになりました。
それ以来、私は KDP での出版を続け、新旧の読者から感想をもらうようになり、自分の家に戻ってきたような気持ちになりました。物を書くという個人的な経験を取り戻したのです。毎日執筆していたのはずいぶん前ですが、ソーシャル メディアのおかげで読者と直接触れ合うことができるので、ありがたく思っています。私が物を書くのは読者のためであって、編集者や出版社のためではないのですから。
結局は、前に売り込んだ新刊も KDP で出版することにしました。最近は、約 10 年ぶりの新しい歴史ロマン小説のアイデアに取り組んでおり、その収益性を検討したところ、出版社は興味を示しませんでしたが、私はこの本を成功させるために必要な要素はすべて揃っていると考えています。KDP は著者本位の素晴らしい出版環境を提供してくれ、出版の成功に必要な要素をすべて備えています。また KDP のおかげで、著者はお金よりもずっと価値のあるつながりを手に入れることができます。1 月には、約 10 年ぶりの歴史ロマン小説『Highland Fire<>』を KDP セレクトの対象タイトルとして出版する予定です。どうかご期待ください。
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