リフロー型は、コンテンツの大部分がテキストで構成される本に最適で、比較的すっきりしたレイアウトです。リフロー型は、すべての電子書籍リーダー端末およびアプリに対応しています。コンテンツは、使用している読書端末またはソフトウェアに基づいて "リフロー" され、読書端末の個人設定に応じて外観が変わる場合もあります。一般的に、小説、フィクション、およびノンフィクションは、リフロー型に変換されます。
注: 見開きページは、リフロー型ではサポートされていません。代わりに、固定レイアウトを使用してください。詳しくは、『Kindle パブリッシング・ガイドライン』のセクション 10.6 をご覧ください。
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お問い合わせ電子書籍の変換フォーマット
本を電子書籍に変換する際は、コンテンツを固定フォーマットにするか、リフロー型フォーマットにするかを検討します。
固定レイアウトは、主に印刷を目的とした形式で、PostScript や Adobe PDF などがあります。多くの PDF ファイルは固定レイアウトですが、一部の PDF にはリフロー型にするための拡張機能が組み込まれています。固定レイアウト ファイルのコンテンツは、印刷した紙面と同じように表示されます。画像、テキスト、段落、および段は、ページ内の固定した座標に配置され、ページ サイズも固定されます。
リフロー型フォーマットは、さまざまな画面サイズでの表示を想定した設計になっており、端末の画面サイズに応じてコンテンツの表示方法が変化します。HTML やプレーン テキストは "リフロー型" の例です。
固定レイアウトは、主に印刷を目的とした形式で、PostScript や Adobe PDF などがあります。多くの PDF ファイルは固定レイアウトですが、一部の PDF にはリフロー型にするための拡張機能が組み込まれています。固定レイアウト ファイルのコンテンツは、印刷した紙面と同じように表示されます。画像、テキスト、段落、および段は、ページ内の固定した座標に配置され、ページ サイズも固定されます。
リフロー型フォーマットは、さまざまな画面サイズでの表示を想定した設計になっており、端末の画面サイズに応じてコンテンツの表示方法が変化します。HTML やプレーン テキストは "リフロー型" の例です。
固定レイアウトのファイル形式を使用する場合
固定レイアウトは、今日の電子書籍の中でも、特に絵本・児童書用として一般的に使用されるフォーマットです。標準的な電子書籍ファイルとは異なり、固定レイアウトの電子書籍は、印刷版の本と同じページ レイアウトとデザインを維持でき、興味深い対話的な読書体験を実現するための拡張機能を組み込むことも可能です。絵本・児童書、旅行ガイド、写真集、健康フィットネス関連の本、芸術書、コミックなどのジャンルの本は、固定レイアウトに変換されます。以下に、いくつかの固定レイアウト変換を示します。テキスト ポップアップ付きの固定レイアウトの本を作成する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
固定フォーマット非表示テキスト (FFHT)
ポップアップを使用しない本に最適で、一般的には縦方向モードに固定されます。バックグラウンド画像にテキストが含まれている場合も、その上に見えない HTML テキスト レイヤーが重ねられているため、テキストを選択して辞書検索や単語検索をしたり、ハイライトを付けることができます。FFHT の本では、ソースそっくりの見た目を再現するために、さまざまなフォントを含めることができます。このフォーマットの主な利点は、テキストや画像を印刷ページそのままのレイアウトで表示できることです。一般的には、特殊なカラー フォントを使用した絵本・児童書は FFHT 形式に変換されます。
固定フォーマット テキスト ポップアップ (FFTP)
これは簡易的なフォーマットです。テキストの選択、辞書検索、および NCX 目次は無効化されます。このフォーマットを使用するページは、一般的には横方向モードに固定され (一部例外あり)、見開きページは 1 つの画像に貼り合わせた形になります。画像の上には HTML テキストが重ねて配置され、読者がダブルタップしたときに、その部分のテキストを拡大表示するボックスが表示されるようになっています。ピンチ & ズーム操作、辞書、およびテキスト選択には対応していません。FFTP フォーマットは、テキストの量が少なく (1 ページあたり 2 ~ 3 行が最適)、見開きページの絵本・児童書向けに設計されています。
固定フォーマット仮想ビュー (FFv2)
FFv2 フォーマットでは、各ページが高解像度の画像に変換され、ページをピンチ & ズーム操作で拡大表示できます。また、画面をダブルタップして、ガイド付きの仮想パネル ビューをアクティブにできます。縦画面表示では一度に 1 つのページが表示され、仮想パネルをアクティブにすると、ページが 4 分割され、パン操作をスムーズに行えます。横画面表示では 2 つのページが並べて表示されます。画像が複数のページをまたぐ複雑なレイアウトの本は FFV2 フォーマットに変換されます。
固定フォーマット パネル ビュー (FFPV)
各ページが 1 つの画像で構成される Kindle コミック本向けに設計されたフォーマットです。ページ上のコマをダブルタップすると、そのコマがポップアップして拡大画像が表示され、ページの残りの部分はバックグラウンドで灰色表示になります。コマ間をスワイプすると、正しい読書順序に従って 1 コマずつ表示できます。ピンチ & ズーム操作には対応していません。パネルビュー フォーマットは、あまり複雑でないコミック (四角形のコマがページ上に均等にレイアウトされ、絵の重なりや不規則なレイアウトがほとんどないコミックなど) に最適です。
フォーマット比較表
変換フォーマット | 最適な本の種類 | 主な機能 | サポートされている端末 | 制約 | |
---|---|---|---|---|---|
リフロー型 | テキストが主体の本 |
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| 複雑なレイアウトの場合は再現するのが難しいか、または不可能な場合がある | |
ポップアップなしの固定レイアウト | テキスト サイズが大きい画像が主体の本 |
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| どの端末でも拡大表示なしで読めるぐらい文字が大きい本でのみ使用可能、ユーザー フォントの設定なし | |
テキスト ポップアップ付きの固定レイアウト | テキストが少ない、画像が主体の本 (子供用の絵本、画集や写真集など) |
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| テキストの選択、辞書、ユーザー フォントの設定なし | |
画像ポップアップ付きの固定レイアウト (パネル ビュー) | 均一長方形パネル付きの複雑度の低いコミックまたはグラフィック ノベル |
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| テキストの選択、辞書、ユーザー フォントの設定なし | |
仮想パネル付きの固定レイアウト (漫画) | コマ割りが非常に複雑で、パネルのサイズが不規則だったり、ポップアップの境界をはみ出す絵が多く出てくるコミック (漫画) |
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| テキストの選択、辞書、ユーザー フォントの設定なし | |
音声/動画を含む Kindle 版 | 音声/動画コンテンツを含むテキストが主体のタイトル |
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