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本の作成: ペーパーバック原稿の書式設定 (Mac 用 Pages)

この手順ガイドでは、ペーパーバックの原稿を Mac 用 Pages (バージョン 7.3) で書式設定する方法について説明します。

iCloud 用 Pages では、機能が低下している場合があります。違いについて詳しくは、Pages のサポートをご覧ください。

Microsoft Word for MacMicrosoft Word for Windows でのペーパーバックの書式設定については、各種ガイドを別途ご覧ください。




手順 1

ページ サイズとマージンの設定

裁ち落としがない本の場合

  1. メイン メニューで、「ファイル」、「ページ設定」の順にクリックします。 ダイアログ ボックスが表示されます。「用紙サイズ」をクリックし、リストの下部にある「カスタム サイズを管理」を選択します。

  2. 「+」ボタンをクリックして、サイズを作成します。サイズに名前を付け、本の判型を「幅」と「高さ」のフィールドに入力します。マージンを「0 in」に設定します。

  3. 「書類」サイドバーで、上部にある「書類」タブをクリックします。

  4. 「プリンタと用紙サイズ」で、カスタム サイズが選択されていることを確認します。選択されていない場合、ドロップダウン メニューをクリックし、下部にあるサイズを見つけます。

  5. 「ページの向き (縦向きまたは横向き) を選択します。書類に使用できるページの向きは 1 つだけです。同じ書類内に縦向きと横向きのページを使用することはできません。

  6. 同じパネルで、「書類の余白」セクションに移動し、「見開きページ」を選択します。

  7. マージンのサイズ表を使用して、ページ数に基づくマージン サイズを確認します。

  8. 本のページ数に応じて、「上」、「下」、「内側」、および「外側」のマージンを入力します。(洗練された紙面にするために、この例では外側マージンを「0.38 in」にしています)。 「上」と「下」を「1 in」に設定します。

ヒント: ページ数が変わった場合は、内側マージンのサイズも変える必要があるため、内側マージンの設定を見直してください。


裁ち落としがある本の場合

  1. メイン メニューで、「ファイル」、「ページ設定」の順にクリックします。 ダイアログ ボックスが表示されます。「用紙サイズ」をクリックし、リストの下部にある「カスタム サイズを管理」を選択します。

  2. 「+」ボタンをクリックして、サイズを作成します。サイズに名前を付け、本の判型を「幅」と「高さ」のフィールドに入力します (裁ち落としを追加)。幅を 3.2 mm (0.125 インチ)、高さを 6.4 mm (0.25 インチ) 大きくします。たとえば、判型が 15.24 x 22.86 cm (6 x 9 インチ) の場合は、ページ サイズを 15.54 x 23.46 cm (6.125 x 9.25 インチ) に設定します。ページでは 0.125 インチが四捨五入されて 0.13 インチになる場合がありますが、問題ありません。マージンを「0 in」に設定します。

  3. 「書類」サイドバーで、上部にある「書類」タブをクリックします。

  4. 「プリンタと用紙サイズ」で、カスタム サイズが選択されていることを確認します。選択されていない場合、ドロップダウン メニューをクリックし、下部にあるサイズを見つけます。

  5. 「ページの向き (縦向きまたは横向き) を選択します。書類に使用できるページの向きは 1 つだけです。同じ書類内に縦向きと横向きのページを使用することはできません。

  6. 同じパネルで、「書類の余白」セクションに移動し、「見開きページ」を選択します。

  7. マージンのサイズ表を使用して、ページ数に基づくマージン サイズを確認します。

  8. 本のページ数に応じて、「上」、「下」、「内側」、および「外側」のマージンを入力します。裁ち落としを考慮し、「外側」を 9.6 mm (0.375 インチ) 以上、「上」と「下」を 3.2 mm (1.25 インチ) 以上に設定します。


マージンのサイズ表

この表を使用して、マージンのサイズを見つけます。

ページ数 内側マージン 外側マージン (裁ち落としなし) 外側マージン (裁ち落としあり)
24 ~ 150 ページ 9.6 mm (0.375 インチ) 6.4 mm (0.25 インチ) 以上 9.6 mm (0.375 インチ) 以上
151 ~ 300 ページ 12.7 mm (0.5 インチ) 6.4 mm (0.25 インチ) 以上 9.6 mm (0.375 インチ) 以上
301 ~ 500 ページ 15.9 mm (0.625 インチ) 6.4 mm (0.25 インチ) 以上 9.6 mm (0.375 インチ) 以上
501 ~ 700 ページ 19.1 mm (0.75 インチ) 6.4 mm (0.25 インチ) 以上 9.6 mm (0.375 インチ) 以上
701 ~ 828 ページ 22.3 mm (0.875 インチ) 6.4 mm (0.25 インチ) 以上 9.6 mm (0.375 インチ) 以上



手順 2

スタイルの変更と見た目の調整

標準スタイルの追加

すべての本文を書式設定対象に選択するには、第 1 章のタイトルの前にカーソルを置き、Shift キーを押し下げたまま CMD + 下方向キーを何度か押して、カーソルを書類の末尾まで移動します。



  1. 本文テキストを選択した状態で、「フォーマット」サイドバーでスタイルを選択し、「+」ボタンをクリックしてスタイルを作成します。これを「標準」と呼びます。



  2. オプションからフォントとフォント サイズを選択します。たとえば、フォント サイズを「10」に設定し、「Garamond」フォントを選択します。

  3. 「配置」で、「両端揃え」を選択します。

  4. 「間隔」で、「段落前」と「段落後」を「0」に設定し、「間隔」に「1.25」を選択します。

  5. 「レイアウト」タブをクリックします。「インデント」で、「最初」フィールドに「0.2 in」と入力します。

  6. スタイル プレビュー領域の「更新」をクリックして、これらの設定をすべての本文の書式設定として設定します。


「見出し 1」スタイルの設定

  1. 第 1 章のタイトルをハイライトします。
  2. 「フォーマット」サイドバーで、スタイル「見出し」を選択します。
  3. フォント、フォント サイズ、色を選択し、「中央揃え」を選択します。たとえば、黒、Lucida Sans、太字、24 pt、中央揃えを選択します。
  4. 「間隔」で、「段落前」および「段落後」を「60 pt」に設定します。これにより、タイトルをページの上部おおよそ 3 分の 1 を占めるように配置し、第 1 段落との間に空きを作ることができます。
  5. スタイル ウィンドウの「更新」をクリックします。



手順 3

章の書式設定 (セクション区切りと章のタイトル)

この手順は非常に重要です。

  • セクション区切り: セクション区切りはコンテンツを適切なページから始めるために使用されます。セクション区切りを使用することで、他のセクションに影響を与えることなく、特定のセクションの書式を変更できるようになります。前付と本文の間にはセクション区切りを追加して、セクションの違いを明確にします。また、各章のタイトル ページを新しいページから始めるためにセクション区切りを使用します。
  • 章のタイトル: 各章のタイトル ページの書式を設定する場合は、各章のタイトルに「見出し 1」スタイルを適用します。「見出し 1」を適用することで、作品全体のレイアウトが統一されます。また、そのテキストが章のタイトルとして認識され、目次に抽出されるようになります。これについては、手順 9 で説明します。


セクション区切りの追加

  1. 前付の末尾にカーソルを置きます。
  2. ツールバーまたはメイン メニューで、「挿入」、「セクション区切り」の順にクリックします。
  3. 各章の末尾でこの手順を繰り返します。


章のタイトル ページの書式設定

  1. 第 1 章のタイトルをハイライトします。
  2. 「フォーマット」の「スタイル」領域で、ドロップダウン矢印をクリックし、「+」アイコンをクリックしてスタイルを作成します。このスタイルを「章のタイトル」と呼びます。
  3. フォント、フォント サイズ、色、配置などを選択し、終了したら「更新」をクリックします。
  4. 各章のタイトルでこの手順を繰り返します。



手順 4

前付の書式設定

前付は、第 1 章の前に配置されるセクションです。一般的に含めるべき要素と省略可能な要素がありますが、要素の基本的な順序は決まっています。前付の要素について詳しくは、こちらのヘルプ ページをご覧ください。

ヒント: 横書きの印刷書籍の場合は、見開きの右側に来るページが奇数ページとなります。これは、1 枚目の用紙が右側に置かれ、オモテ面が上になるからです。表紙のウラ面は、左側のページになります。


セクション区切りと空白ページの追加

セクション区切りを使用して必要に応じて前付に空白ページを追加し、ページが正しい位置に配置されるようにします。セクション区切りを使用して空白ページを挿入するには、次の操作を行います。

  1. 新しい空白ページの次のページの一番上にカーソルを置きます。
  2. ツールバーまたはメイン メニューで、「挿入」、「セクション区切り」の順にクリックします。
  3. 目次用のプレースホルダー ページを作成するには、第 1 章の直前にある見開きの右側に空白ページを追加し、「目次」と入力します。
  4. スタイルを適用する前に、前付のページの間にセクション区切りが追加されていることを確認します (セクション区切りについては手順 3 を参照)。


前付ページの書式設定

中扉ページ

  1. タイトルのテキストをハイライトします。「スタイル」タブで、配置を「中央揃え」に変更します。
  2. 「フォント」グループで、フォント、フォント サイズ、および色を選択します。たとえば、黒、Lucida Grande、太字、32 pt、中央揃えを選択します。
  3. 「間隔」で、「段落前」を「32 pt」、「段落後」を「16 pt」に設定します。これにより、章のタイトルをページの上部おおよそ 3 分の 1 を占めるように配置し、第 1 段落との間に空きを作ることができます。


タイトル ページ

  1. タイトルの書式を設定するには、同じフォント、サイズ、色、配置、間隔を使用して「中扉ページ」セクションの手順を繰り返します。

  2. サブタイトルの書式を設定するには、次の操作を行います。
    • タイトルと同じフォントを選択し、斜体と、やや小さいフォント サイズ (例: 24 pt) と中央揃えを選択します。
    • 「間隔」で、「段落前」と「段落後」を「16 pt」に設定します。
  3. 著者名の書式を設定するには、次の操作を行います。
    • サブタイトルと同じフォントを選択し、やや小さいフォント サイズ (例: 16 pt) と中央揃えを選択します。
    • 「間隔」で、「段落前」を「16 pt」、「段落後」を「0 pt」に設定します。


著作権ページ

著作権ページの書式を設定するには、著作権のコンテンツをすべてハイライトします。「フォーマット」を選択した状態にし、「配置」で「中央揃え」を選択します。著作権ページがない場合は、以下のようなテンプレートを使用できます。

Copyright © 2018 著者名
All rights reserved.
ISBN-13:

ヒント: 著作権の記号を挿入するには、ALT + G キーを押します。KDP の ISBN を選択した場合は、それが ISBN-13 になります。10 桁の ISBN を使用する場合は、「ISBN-13」を「ISBN」に変更します。


献辞

  1. 献辞の書式を設定するには、献辞のタイトルに「見出し 1」を適用します。
  2. 献辞のコンテンツをすべて選択します。「配置」で、「両端揃え」を選択します。


目次 (TOC)

目次の追加および書式設定は、手順 9 で行います。


前書き、謝辞、序文のページ

  1. これらのページのタイトルに「見出し 1」スタイルを適用します。
  2. これらのページのコンテンツに「標準」スタイルを適用します。
手順 2 で、すべての章タイトルに使用する「見出し 1」スタイルの設定を変更しました。「見出し 1」スタイルを使用すると、「見出し 1」が関連付けられているテキストがすべて目次に抽出されます (手順 9)。目次に含めたいすべての前付ページで「見出し 1」を使用します。



手順 5

ページ番号の追加

本によっては、前付と本文でページ番号のスタイルを変えることがあります (前付はローマ数字にし、本文はアラビア数字にするなど)。異なるページ番号のスタイルを使用するべきかどうかわからない場合は、同じような内容の本を参考にして、読者に好まれるスタイルを検討してください (通常、小説ではこのような方法はとりません)。異なるページ番号のスタイルを使用するには、セクション区切りを使用する必要があります (手順 3 を参照)。

  1. ヘッダーとフッターを追加するページ内の場所をクリックします。

  2. ページの上部または下部にカーソルを置き、3 つのヘッダー フィールドまたはフッター フィールドが表示されるまで移動して、1 つのフィールドをクリックします。フィールドを任意で組み合わせて、ヘッダーまたはフッターに情報を入力できます。

    ヒント: フィールドが表示されない場合、書類のヘッダーとフッターを有効にします (ツールバーの「書類」ボタンをクリックし、サイドバーの上部にある「書類」タブをクリックし、「ヘッダ」と「フッタ」のチェックボックスをオンにします)。

  3. 「ページ番号を挿入」ポップアップ メニューをクリックし、リストの上部で番号のスタイルを選択します。



  4. ページの上下の余白からの距離を設定するには、「書類」の設定を表示して、矢印をクリックするか、サイドバーの「ヘッダ」および「フッタ」チェックボックスの下の「上」および「下」の横にあるフィールドに値を入力します。



  5. サイドバーの上部にある「セクション」タブをクリックし、以下のいずれかを選択します。
    • セクションの最初のページで非表示: ヘッダーまたはフッターを最初のページで非表示にします。書類に複数のセクションがある場合は、このセクションの最初のページにのみ適用されます。
    • 前のセクションに一致: セクション間で同じヘッダーとフッターを使用します。このセクションに異なるヘッダーとフッターを使用する場合は、このチェックボックスをオフにします。
    • ページ番号の書式設定を通常の数字またはローマ数字に更新します。
    • 左ページと右ページが異なる: 見開きページを使用した書類でこのチェックボックスをオンにすると、ヘッダーとフッターが左ページと右ページとで異なる可能性があります。見開きページを設定するには、 手順 1を参照してください。

  6. ヘッダーとフッターのテキストのフォント、フォントのサイズ、色、配置を変更するには、テキストを選択して、「フォーマット」サイドバーのコントロールを使用します。


前付と本文のフッターのリンクの解除

  1. 本文の前の、前付のフッター内のページ番号を選択します。
  2. 「セクション」タブで、「ヘッダとフッタ」の「セクションの最初のページで非表示」チェックボックスをオフにします。
ヒント: 特定の前付ページからページ番号を削除するには、同じ手順を実行します。


ページ番号の問題の修正

特定の章やセクションの先頭で、ページ番号が 1 になってしまうことがあります。

これを修正するには、ページ番号が 1 になっているページのページ番号をハイライトし、「ヘッダとフッタ」の「前のセクションに一致」チェックボックスをオンにします。





手順 6

ヘッダーの追加 (上級者向け)

本のヘッダーにタイトルと著者名を交互に入れるデザインもよく使用されます。本のコンテンツと前付で異なるヘッダーを指定するには、セクション区切りを使用します (手順 3 を参照)。



ヘッダーの追加

  1. ヘッダーを追加するページ内の場所をクリックします。
  2. ページの上部または下部にカーソルを置き、3 つのヘッダー フィールドまたはフッター フィールドが表示されるまで移動してから、1 つのフィールドをクリックします。フィールドを任意で組み合わせて、ヘッダーまたはフッターに情報を入力できます。
    ヒント: フィールドが表示されない場合、書類のヘッダーとフッターを有効にします (ツールバーの「書類」ボタンをクリックし、サイドバーの上部にある「書類」タブをクリックし、「ヘッダ」と「フッタ」のチェックボックスをオンにします)。
  3. ヘッダー テキストを入力し、「スタイル」セクションでテキストの書式を設定します。


章のタイトル ページからヘッダーとフッターを削除

章のタイトル ページにはヘッダーを含めないことが一般的です。削除する方法は以下のとおりです。

  1. ヘッダーを削除する章のタイトル ページを選択します。
  2. 「セクション」タブで、「新しいセクションを作成」ドロップダウンをクリックして、「このページから開始」を選択します。
  3. 次の本文ページで、ヘッダーを新しいヘッダーまたは前と同じヘッダーでもう一度更新し、この位置から続くようにします。
ヒント: 1 つの章のタイトル ページで以上の設定を行ってから (「見出し 1」の適用、第 1 段落、ドロップ キャップ、ヘッダーとフッターの削除)、次の章のタイトル ページに移動すると効率的です。これについては手順 7 で説明します。



手順 7

章のタイトル ページの書式設定 (上級者向け)

ドロップ キャップは、章内の最初の単語の 1 文字目の、周辺の文字より大きい文字です。ドロップキャップを使用すると、章のタイトル ページがプロのような仕上がりになります。

  1. ドロップキャップを追加する章のタイトル ページに移動します。「テキスト」ボタンまたは「挿入」をクリックしてから、「テキスト ボックス」をクリックします。

  2. ドロップキャップにしたい文字を入力します。この例では「L」です。

  3. テキスト ボックスを段落の先頭辺りに配置します。「テキスト折り返し」が「自動」に設定され、「 テキストの回り込み」が「オブジェクトの周りにテキストを回り込ませる」であることを確認します。「間隔」を「0 pt」に設定します。



  4. テキスト ボックスの書式をその他の段落と一致するように更新します。ただし、フォント サイズは、テキストの 3 行分の高さになるように大きくします。

  5. 文字の折り返しによって十分なスペースができ、フォント サイズが正しくなるまで、テキスト ボックスのサイズを調整します。



  6. ドロップキャップを必要とする他の新しい段落にテキスト ボックスをコピー & ペーストして、同じ書式設定を維持します。



手順 8

画像の追加 (上級者向け)

この手順では、裁ち落としあり、および裁ち落としなしの本に画像を挿入する方法について説明します。また、画像の配置やスタイル設定についても説明します。画像を挿入する前に、高解像度の画像を用意していることを確認します。


裁ち落としがない本に画像を挿入する

  1. 画像を追加する領域に移動します。「メディア」をクリックして、「選択...」を選択し、画像を選択します。

  2. 「フォーマット」タブで、「配置」を選択し、「縦横比を固定」チェックボックスがオンになっていることを確認します。必要に応じて、数値フィールド、または画像の端にあるトグルを使用して、「高さ」または「幅」を調整します。

  3. 画像の配置を、文字列の折り返しありにします。これにより、ページ内で画像の位置を調整できるようになります。「配置」の「テキスト折り返し」セクションで、「自動」を選択します。

  4. 画像が 4 方向すべてのマージンの内側におさまっていることを確認します。「表示」タブに移動して「レイアウトを表示」をクリック選択すると、マージンの位置を示すグリッド線を有効にできます。画像がこれらの領域に容易に収まるように、サイズや位置を手動で調整できます。画像をマージン付近まで大きくする場合は、サイズを適切に計算する必要があります。判型の幅から内側と外側のマージンを減算し、判型の高さから上と下のマージンを減算します。画像サイズは、以下のサイズを超えてはいけません。
    • 画像の幅 (裁ち落としなし) = 判型 - 内側マージン - 外側マージン
    • 画像の高さ (裁ち落としなし) = 判型 - 上マージン - 下マージン




裁ち落としがある本に画像を挿入する

  1. 裁ち落としのために画像のサイズを変更するには、「フォーマット」タブで、「配置」を選択し、「縦横比を固定」チェックボックスがオンになっていることを確認します。次に必要に応じて、「高さ」または「幅」を調整して、画像の裁ち落としがページの端ぎりぎりまでになるようにします。

  2. 画像の配置を、文字列の折り返しありにします。これにより、ページ内で画像の位置を調整できるようになります。「配置」の「テキスト折り返し」セクションで、「自動」を選択します。

  3. 横方向に画像の裁ち落としを設定するには、画像の幅を判型の幅よりも 3.2 mm (0.125 インチ) 大きくします。たとえば、例として挙げられている本では、画像の幅を 15.54 cm (6.125 インチ) に設定しました。

  4. 上下方向に画像の裁ち落としを設定するには、画像の高さを本の判型の高さよりも 6.4 mm (0.25 インチ) 大きくします。15.24 x 22.86 cm (6 x 9 インチ) の本では、高さを 23.46 cm (9.25 インチ) に設定します。



  5. 本文ファイルを KDP にアップロードする前に、「ペーパーバックのコンテンツ」タブの「印刷オプション」セクションで、KDP のペーパーバックオプションの「裁ち落としあり」を選択していることを確認してください。


画像にスタイルを適用する

  1. 画像をクリックして、タブ バーを開きます。「スタイル」を選択します。
  2. 既存のプリセットから選択するか、「枠線」、「シャドー」、「リフレクション」、「透明度」を使用して独自のスタイルを作成します。
  3. 特定のスタイルを保持する場合は、プリセットの「+ 」アイコンをクリックして保存します。



手順 9

目次 (TOC) の作成

すべてのペーパーバックに目次があるわけではありません。目次が必要かどうかわからない場合は、同じような内容の本を参考にして、読者に好まれるスタイルを検討してください。その本を電子書籍の形式でも出版する場合は、ここで目次を作成しておくと時間の節約になります。なぜなら、 Kindle 本では目次が必要になるからです (Amazon は読者の便を考えて、電子書籍では目次を必須としています)。

  1. 空白ページに移動します (目次プレースホルダー)。

  2. 「挿入」、「目次」、および「書類」をクリックします。目次が自動的に生成されます。



  3. 右側のタブ領域内の新しい章を示す関連するすべての段落スタイルについて、チェックボックスをオンにします。たとえば、「章のタイトル」を選択します。



  4. すべての正しいページが目次に表示されたら、テキストの書式を書類と一致するように設定し、目次であることを示すタイトルを追加します。

ヒント: 目次は、書類の変更を続行すると自動的に更新されます。



手順 10

校正刷りおよび PDF へのエクスポート

書式の設定が終わったら、最終的な確認を行って設定を調整し、KDP Web サイトにファイルをアップロードできる状態であることを確認します。以下を行う必要があります。

  • 書式設定用の記号 (段落記号) を使用して原稿の校正を行います。
  • 画像の解像度を最高に保つため、圧縮を無効にします。
  • ファイルを PDF としてエクスポート (印刷) します。


段落記号の有効化

メイン メニューで、「表示」をクリックしてから、「不可視文字を表示」をクリックします。


画像の圧縮

Pages ではデフォルトで画像は圧縮されません。PDF に印刷する前に、ピクセレーションが発生しないよう、インポートした画像の解像度が最高であることを確認してください。


PDF に印刷

  1. メイン メニューの「ファイル」に移動し、「プリント」、「PDF...」の順に選択します。
  2. ドロップダウン メニューから「PDF として保存」を選択します。
  3. 「保存」をクリックして、ファイルを保存します。



予期しないエラーが発生しました。後でもう一度試してください。
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